トイレの水漏れ発生!費用の負担は、貸主??借主??(居住用)

まずは、原因調査!!が大切。

原因を特定する事で貸主・借主の負担の割合が見えてきます。

 12、3年のお付き合いのお客様の区分所有物件、借主様よりトイレより水漏れ発生の連絡が入りました! 

すぐさま貸主様に連絡をとり、設備屋さんの手配の許可を頂きました。

合わせて水漏れの原因により貸主負担になるのか借主負担になるのかが決定する旨を説明させて頂きました、設備屋さんに原因を調べて頂いたところ

トイレのタンクの中の防水部材のめくれによりタンク内の水が外部に跳ね返りその水が漏れていたとのことでした、1階等、下の階の方に迷惑をかけ無い場合であればめくれた箇所を抑えればいいそうなのですが今回はマンションの上階になり、経年劣化によるものなので、補修してもまたその箇所が劣化によりめくれその結果下の階に漏らす可能性があるため設備屋さんでは、応急処置という対応になってしまうとのことでした。

上階に於いてその修理方法はリスクがあるため基本的に使えず交換が望ましいとの見解になりました。

しかも、かなり古いトイレなのでタンクのみの交換はできずトイレとタンクを交換し借主様でつけられたウォッシュレットを付け替える工事になりました、こうなると大事です。

トイレタンク一式の商品代、水漏れを起こしたトイレの廃棄処分費用、新しいトイレの取付費用、既存ウォッシュレットの脱着費用等が掛かかります、弊社見積もり金額は、税込み10万弱です。

さてこっからが本題、今回の工事代金は、貸主、借主どちらが負担するの??賃貸借契約書には、軽微な修理、部品の交換等は借主の負担となっていますが今回は、便器がかなり古いタイプで現在の借主様がお住まいされる前からのものであり、借主様の使用状況とは、関係がない為全額貸主様の費用負担というのが弊社の見解となりましたので、その旨貸主様にご相談させて頂きました。

最初は、少々金額等についても驚かれておりましたが、上記記載の交換しなければならない理由を説明したうえで貸主様の判断を仰ぎました。

もちろん弊社の見解が全てというわけでは、ありません、あくまでも最終判断は貸主様がお決めになるもので、弊社はプロとしてアドバイスさせて頂き、最終的には、貸主様のご決断を借主様にお伝え協議させて頂きます。

結果今回は、貸主様に原因をご理解して頂き全額ご負担頂く事となりました。
最終的に貸主様は、弊社の意見と良い借主様なのでご決断頂けたようです。

設備屋さんにも最初の応急処置の際の費用と交換の際のウォッシュレットの取付費用をサービスして頂き工事費を抑える事が出来ました。
ご協力ありがとうございました。

借主様にも素早い対応と貸主様への感謝のお言葉を頂きました。

後日貸主様へは、そのお言葉と工事の報告書を提出させて頂きます。

弊社としましては、このような事故が起きてしまった場合、信頼できる業者さんに原因を調べてもらい、原因を特定し、原因に応じたご提案の上、貸主、借主間で協議を行い負担割合をご納得いただくようにしております。

今回は、残念ながら保険等で対応出来る事故ではありませんでしたが、貸主様であっても、借主様であってもなるべく費用負担が少なく済むよう提案させて頂いております。

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